相談先を増やす

学校に行くのがつらくなって
どんどん元気がなくなっていく娘を心配し、
共感しすぎるのは、娘にとっても自分にとってもよくないのではないか、

というのは少し前に書いた。

共感しすぎるHSPxHSC

とはいえ近くにいる人の気持ちに共鳴し、同調してしまうのが
繊細さを持ってうまれた人間の性…というもの。
なかなか距離をとるのは難しい。

そこで私は、娘の体調不良やしんどさ、
娘への対応について迷う自分自身の弱さやふがいなさを、
周囲の人に相談したり、頼ったりするようになった。

具体的にいえば
①ママ友(学校の状況など背景を共有しやすく、娘のキャラもわかってくれている)
②小児科医(かかりつけ医で娘にとってはおばあちゃん世代の女医さん。胃痛、頭痛、身体の痛みなど、身体的な疾患ではないかどうかを検査しながらしっかり話を聞いてくれる)
③学校の先生(担任はもちろん、養護教諭、スクールカウンセラーとも接点を持つように。教室以外にも居場所を作ってもらうようにして、娘の特徴(HSC傾向含む)も説明して理解していただくようにした)
④スクールカウンセラー(娘との面談に加え、私とも定期的な面談をもってもらっている。学校での様子と家での様子を共有できて、担任の先生にも伝えてくれるので、対応に一貫性が生まれとても助かってる)
⑤心療内科医&臨床心理士(小児科医やスクールカウンセラーと相談し、専門医とも繋がるように。娘の困り感、親子関係、学校でのことなど、じっくり相談中。娘はプレイセラピー中心なので楽しそう)
⑥家族(これは当然なのだけど、夫を初め、息子、祖父母などにも状況を共有。特にパートナーと状況を共有したり、それぞれの接しかたで応援したり、声かけの方法を分担したりするのはすごく重要だと思う)

という感じで、数字の順番ごとに少しずつ信頼できる相談先が増えていった感じ。
急に状況がよくなるとかいうことではないし、娘は娘のまま、最初から最高なのだけど、
困ったことがあったときに、彼女自身が相談できる先が、母親である私だけでなく、あちこちに増えていることが大切なのだと思う。

私自身も相談できる先が多い。ある場所に相談してがっかりしたり落ち込んだりすることもあるけど、そうすればまた別の場所で一緒に考えてもらえたりもする。

ママ友だけじゃなく、私自身の友人たちにも助けてもらっている。

「直す」とか「解決する」とかではなく
長い人生、問題はいつだってあるのだから、たくさん相談先をもっておけばなんとか笑っていけるじゃないか、と思えるようになればいいなと思っている。

私も、娘も。