お菓子箱のように

子どもの頃は、桜が特に好きなわけではなかったんです。

 

きれいだけど、ピンクがわさわさと集まっているのが不気味に思えたり、
その下で宴会している大人がもっと気持ち悪く思えたり。

でも年を重ねるにつれて、やっぱりしみじみ美しい。

わざわざ桜の名所に行って花見をしなくても、
近所を散歩した時にふと見えるピンクに心が踊ります。
美しい春を教えてくれるこの花は、やっぱりありがたいですね。

4月は自分の誕生月ということもあって、新学期もあるし、
リスタートの季節感があります。
自分がこれまでやってきたことはなんだったのだろう? と
バラバラに思える活動を整理するために、このホームページを作りました。

 

以前のホームページと大きく変わったところは、
この「読み物」コーナーを作ったところ。

ライターとしてもう20数年働いていますが、
依頼されて書く仕事の他に、
自分でコツコツ思いを文章にしたり、
面白いと思った方々にインタビューをしてその人の暮らしのコツを紹介したり、
そんなことを誰に頼まれるわけでもなく、書きためていきたいなと思っています。

 

と言いつつほとんどまだ始まっていないのですが!

ときどき、「お茶菓子入ってるかなー」って引き出しを開けるみたいに、
のぞいてみてもらえたら嬉しいです。